作:堤泰之 演出:石塚幹雄 【日時】2016年10月6日(木)~8日(土) 【場所】麻布区民センターホール 【STORY】 4月のある日、入浴中に命を落としてしまう照子。 葬儀のため、息子の博が妻の早紀を連れて帰省。親戚たちも久しぶりに奥田家に集まる。 しかし、照子の夫 忠義はいつの間にか家をあけて姿を消してしまう。 そんな中、決して素性を明かさない謎の男が訪れ、照子の思わぬ過去が明らかになっていく……。
【CAST】 奥田忠義 川村富雄 奥田照子 奥山規子 奥田博 橋本勇一 奥田早紀 小林真命 奥田健志 小沼武司 篠原幸太郎 安原昇 篠原登美子(W) 斉城薫 篠原登美子(W) 小林明日香 篠原ゆかり 小林朝子 海老原省吾 岡田祐一(演劇サークル ブレーメン) 野口徹 相場宏 鮎川哲也 加藤琢磨(フリー) 谷ヨシノ 高田久枝(フリー) 谷真由美 滝沢有希子
【STAFF】 演出 石塚幹雄 演出助手 奥山規子 舞台監督 本川國雄 舞監助手 川村富雄 舞台装置 本川國雄 照明 福田さやか 音響 坂田ひろの 音楽 上田麻衣子 衣装 斉城薫 小道具 滝沢有希子 制作 小沼武司
♪ご来場いただいた皆さまからの声
悲しいんだけど、なぜか心が温かくなりました。死は避けては通れないものだけど、どう生きるかで、その人の存在が、こんなにも愛されるんだなと強く思いました。(60代 女性)
私は主人をすでに亡くしていますが、主人との幸せだった時間を思い出しました。設定はつらいお葬式の舞台でしたが、温かな心が伝わり、涙が出ました。(50代 女性)
温かい、古き良き日本の家庭を感じました。亡くなった人の周りにも、また始まる物語があって、様々な事柄を経ながらも、人の心とか思いとか人生とか、そういうものって受け継がれ続いていくのだなと思いました。(20代 男性)
6月に父が急逝しました。なので、暗転の席に涙があふれて仕方ありませんでした。戒名に「陽」の字が入るような、本当に我が家の太陽のような存在だったと、居なくなってわかりました。当たり前の存在が、人間以外の自然や命が当たり前でない、その時間の尊さ、愛しさをあらためて実感しました。(30代 女性)
夫婦の愛、親子の愛、兄弟の愛、隣人の愛…たくさんの愛にあふれた良い作品でした。照子さんは、家族の陽だまりの様な存在だったのですね。私もごく平凡な主婦ですが、照子さんのようにみんなを幸せにできる人間になりたいと思いました。(50代 女性)
4年間に亡くなった母を思い出してしまいました。田舎の家に帰りたくなりました。そして、今の家族、家族との生活を振り返るような芝居でした。(40代 男性)
お父さんがお母さんのことを想う場面、よかったです。うちの夫、あんなこと言ってくれるかな…、言ってほしいなと思いながら見ていました。(50代 女性)
役者の方々を見て、年を重ねることの良さを思います。(30代 女性)
まだ16歳の自分の息子と健志、そして自分と主人が重なって、お芝居の中を行ったり来たりしていました。人生っていいですね。(40代 女性)