作:ふたくちつよし  演出:石塚幹雄

【日時】2010年10月7日(木)~9日(土)

【場所】麻布区民センターホール

【STORY】
五月の連休のある日。
都心から一時間ほどの住宅地にある平山家では、祖父・正綱の米寿の祝いが、内輪で行われようとしていた。正綱の長女・幸子は朝からその準備で大忙し。
実は幸子は正綱に内緒で、兄・正昭とその妻・千晶を呼んでいたのだ。幸子はこれを機会に、絶縁状態にある父と兄の関係を修復したいと考えていた。
幸子の夫・信之と娘・有紀の協力を得て、正綱の米寿の宴が始まるが、一人の老人の訪問によって事態は思わぬ展開となっていく。
五月の風は、家族の中を吹き抜けていくのだろうか・・・。
【CAST】	 
平山正綱・・・・安原昇
石橋信之・・・・橋本勇一(演劇サークルブレーメン)
石橋幸子・・・・奥山規子
石橋有紀・・・・小林朝子
平山正昭・・・・相場宏
平山千晶(W)・・石川房乃
平山千晶(W)・・滝沢有希子
平山正太・・・・植村啓市(フリー)
平山裕太・・・・小沼武司
山根和彦・・・・久藤忍
望月勝一・・・・川村富雄
富岡勇司・・・・西田雅治(フリー)
寺岡茂治・・・・冨田正久(京劇研究会)
寺岡明・・・・・石塚幹雄
坂崎松江(W)・・斉城薫
坂崎松江(W)・・新角奈津子
横井政代・・・・庄司雅子
【STAFF】	 
演出    石塚幹雄
演出助手  滝沢有希子
舞台監督  本川國雄
舞監助手  川村富雄
舞台装置  本川國雄
照明    福田さやか
音響    坂田ひろの
音楽    上田麻衣子
衣装    安彦仁子
小道具   斉城薫
制作    石川房乃

♪ご来場いただいた皆さまからの声

家族をいたわる心を持つべきだと感じました。(20代 女性)

今日、家へ帰ったら家族へ思いやりを持って接しようと思いました。頑固にならずに素直が一番ですね。

しみじみとしてしまった。戦争のむごさをあらためて感じた。自分のおじいちゃんに会いたくなりました。(20代 女性)

いつか誰かを許せないようなことがあっても、今日のこの劇を思い出せば、許してあげられる、そんな気持ちが持てた。(10代 男性)

一度壊れたものも、元に戻したいという気持ちがあれば、壊れる以前よりよくなることがあるものだなと思いました。(30代 女性)

言葉にしないと伝えることができないことが多いこと。勇気を出せば人との関係を変えられることを感じました。

あまり生の舞台を見ないが、とても見やすく、話に入りやすかった。許す・許さないのテーマは、人生の中で考えさせられることが多いと感じているので、非常におもしろかった。(30代 女性)